映画やジェンダー分野などを切り口にフリーランスライターとして活動する安藤エヌ氏がSurfvoteで意見を募集し、投票結果を公表!
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「若者の美意識についてどう思う?」というイシュー(課題)について11月30日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。
■イシュー発行の背景
昨今の中高生は、容姿に対するこだわりの強さと、半ば強迫観念的な「美」に対する執着が強いと安藤氏は指摘する。多様性が尊重されるようになった社会の中で、美的観念の在り方にも変化がもたらされるようになり、ありのままが美しい、自分らしくいることが美しいと提唱するインフルエンサーやモデル、俳優などの有名人が彼らに影響を与えている一方で、なお強く存在し続ける「美しくなければならない」「見目が良くないと他者から肯定されない」という考えもある。若者たち(特に10代)が抱える美意識について率直にどう感じるか?Surfvoteを通じて、皆さんの意見を幅広く募集した。
■投票の詳細
イシュー(課題):若者の美意識についてどう思う?
https://surfvote.com/issues/gjdb3ajzv4q8
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年9月29日〜11月30日
有効票数:49票
■投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
若者の美意識はもっと多様性を尊重するものに変わっていくべきだと思う 32.7%
- 年齢、男女問わず美意識を持つことはとても素敵なことだと思います。美意識を持つことはなりたい自分に近づけてコンプレックスもどんどん解消でき、自分に自信を持つことが出来ると思います。
若者の美意識は多様性を尊重するものに変わっていくべきだ思うが、現状を考えると難しいのではないかと思う 28.6%
- 若者たちが「美」に対して抱く矛盾と葛藤は、彼らだけの問題ではありません。それは社会全体が抱える、より大きな問題の一端かもしれません。
ルッキズムやコンプレックスを助長する社会が先に変わるべきだ 16.3%
- この問題に対しては、社会全体で「多様性の尊重」をもっと大切にする文化を根付かせるべきだと考えます。ありのままの自分を受け入れ、他者も受け入れる。これが当たり前のように広まれば、容姿への過度な執着も少しは薄れるのではないでしょうか。
今のままでも特別問題がないと感じる 18.4%
- 最近の若者が美意識に強迫観念的なものを抱いてる?いやいや、昔から一緒じゃないですか?
この問題に興味がない 2%
その他 2%
- 自分がもし10代だったら、ほっといて頂きたいと答える。
わからない 0%
■このイシューを書いた 安藤エヌ氏
日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。
■あなたの意見・投票を社会のために活用します
Polimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3~5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 https://surfvote.com/