Polimill株式会社

無人決済のコンビニはアリか?Surfvoteの意見投票では54%が「一部コンビニだけに導入してほしい」と回答。地域や時間などに応じて柔軟に有人店舗、無人店舗を設置してほしいという回答が目立った。

コンビニ業界に精通し、店長も経験したライター松本果歩氏がSurfvoteで提起。「レジが早くなって便利」だけではない、「社会とコンビニ」にまつわるさまざまなコメントが集まりました。

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「コンビニの無人決済店舗はありかなしか?」というイシュー(課題)について3月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。Surfvoteでは社会のあらゆる課題や困りごとを「イシュー」として掲載。アカウント登録をしたユーザーであれば誰でも意見を投票したりコメントを書いたりすることができます。集めた声は社会を前に進めるためあらゆるかたちで活用されます。

  • コンビニの無人決済店舗はありかなしか?

1927年にアメリカで誕生し、日本では1969年に初めて1号店が登場したコンビニエンスストア。日本でコンビニの歴史が始まってまだ50年と少しですが、進化のスピードはすさまじく、近年は店員が店内にいない「無人決済店舗」が登場しています。日本の小売店や飲食店では特に「接客」を大事にする傾向がありますが、「無人決済店舗」では入店から商品の選定、お会計、そして退店まで一切店員と関わることがありません。こうしたコンビニの進化について、Surfvoteではみんなの声を集めました。

  • 投票の詳細

イシュー(課題):コンビニの無人決済店舗はありかなしか?

https://surfvote.com/issues/m99e0q7zug2u

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)

調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー

調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票

投票期間:2024年2月8日〜3月31日

有効票数:50票

  • 投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

全コンビニが無人決済店舗になって欲しい 18%

店側も人件費を抑えられるし、客側も混雑や余計な気遣い等をしなくて済む。万引きや持ち去りが出来ないように判断できる技術があるのだから、双方にメリットが大きいと思う。

一部コンビニだけが無人決済店舗になってほしい 54%

都市部などでは便利ですが、田舎では有人のほうが良いと思います。地域において人間関係が重要な要素であり、有人の店舗では地元の人々とのふれあいが生まれ、地域経済にも寄与します。また、お客様にとっては顔見知りのスタッフがサポートしてくれることが大切なこともあります。(高齢者など)他の店舗も、地域環境に合わせた選択肢を提供してほしいです

人と人の触れ合い・ぬくもりの要素があれば無人決済店舗でも良い 6%

店員さんとのコミュニケーションや、「人から人へ」の温かみは重要視している。それが保たれる範囲でなら、無人決済店舗の導入は賛成。ただ、有人の店舗であっても、機械化されたマニュアル通りの会話しかできないようなルールがあるなら、別に意味はないけどね。

無人決済店舗に懸念を感じる 6%

レジに店員がいないという状況に対して何のこっちゃ、というお年寄りも多いと思う。年配になるほど、新しいことを学習することには消極的なので、そこの課題を如何にクリアできるか。あとは、店員とのふれあいなんかも無くなると寂しい。

コンビニは有人だからこそ行きたい 6%

すぐ店員に聞けない環境は私には不向きだ。年寄りにとっては不便、そして不安要素の方が大きいだろう。

わからない 4%

知らない地でコンビニを見つけた時のなんとも言えない安心感、これは有人であるという要素も一つあると思う。一方で人口が減る中でもっと違うことに労働力(人材)を使ってほしいという思いでよくセルフレジを使っております。。

その他 6%

時間によって無人でもいいかなと思います。いろんな利用者がいますし、全時間無人だと不便に思う人はいると思いますので、朝の忙しい時間のみ無人などはいかがでしょうか。

  • このイシューを執筆した 松本 果歩氏

コンビニ業界に興味を持ったことからコンビニ業界へ転職、店長を務めた。コンビニには何時間でも居れるほどコンビニが好き。 さらに近年では日本酒・焼酎好きが高じて唎酒師の資格を取得。

執筆したイシュー一覧:https://surfvote.com/users/5f630778961c

  • あなたの意見・投票を社会のために活用します

Surfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。https://surfvote.com/

  • Polimill株式会社

Polimill社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。
Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。
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