Polimill株式会社

【霊魂は存在する?】Surfvoteで意見を募集しました

正覚寺住職の鵜飼秀徳氏がSurfvoteでみんなの意見を募集。「存在する」を選択した人は回答者の約4割。「存在しない」を選んだ人も「信じる気持ちは否定しない」との意見も。

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするソーシャルスタートアップPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は6月30日に投票終了したイシュー「『霊魂』は存在するか?」の結果をお知らせします。

 Surfvoteでは社会のあらゆる課題や困りごと、「イシュー」を専門家や大学の先生が執筆し、毎日掲載。Surfvoteに訪れればさまざまな社会課題をだれでも簡単に学び考えることができます。アカウント登録をすると選択肢のなかから自分の意見に近いものを選んで投票したり、コメントを書いたりすることができます。社会の分断や対立を助長するのではなく、さまざまな意見を持つひとが共通する価値観を見つけることができるようサービスの開発を日々進めています。

このイシューの背景

かつて日本では墓参りや先祖供養が日常の一部であり、霊魂観が根付いていましたが、近年は科学万能主義の影響で霊魂の存在を認めない風潮が強まっています。NHKの調査によると、宗教や霊的なものに関心がある人の割合が減少しています。科学的視点から霊魂を否定する見解がある一方で、詩人や作家は霊魂の存在を詩的に表現しています。東日本大震災後、被災地では幽霊現象が多く報告され、霊魂の存在が「可視化」された例もあります。みなさんは霊魂があると思いますか?

投票の詳細

URL:https://surfvote.com/issues/g1o8t25od62k

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス、アプリ)

調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー

調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票

投票期間:2024年5月1日〜6月30日

 有効票数:56票

投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

霊魂は存在する39.3%

東日本大震災の被災者や遺族のうち、通常では考えられない割合の人々が霊体験をしたという話を聞いたことがあります。多くの人々の命が失われた直後であったために霊魂が顕在化したのか。あるいは精神的ショックの副作用的なものなのかもしれません。いずれにしても、人の心が持つ力は我々の思っているよりも大きく、その一部に霊魂という名が付くのは当然だと思います。

霊魂は存在しない30.4%

私は霊魂の存在を信じている。 確実にある物に関しては「信じる」という言葉を使わずに「ある」を用いる。故に魂は存在しない。 と言葉を考えても霊魂は存在しないが、執筆者の言うように、霊魂が存在したら世の中は霊魂で溢れてしまう。また、人間だけというのなら、進化の過程でいつから霊魂を獲得したのか。これらの疑問に適切に答えられないため、霊魂は存在しないと考える。

わからない21.4%

存在するかどうかはわかりません。でも東日本大震災の不思議な体験の話を恥ずかしながら今回初めて知ったので色々調べてみました。正直、こんなにリアルな経験をされていらっしゃる方が多いことに驚きました。でもこうした「霊魂」を経験?をすることによって、明日も頑張って生きてみようと思えるエネルギーにもなっているのかな、と感じました。科学的にとか、いるかいないかは別としても人間として霊魂の意味は奥深いことがよくわかりました。

その他8.9%

どちらでもいいと思います。 でも見える人には見えるっていうので存在するのかな。 自分の家族がなくなったときには存在してほしいと思ってしまうかもしれません。

このイシューを執筆した 鵜飼秀徳氏

作家、ジャーナリスト/正覚寺住職 京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。新聞記者、雑誌編集者を経て独立。主に、宗教と社会の関係性について取材と発信を続ける。ニュースコメンテーターとしてテレビ・ラジオ出演も多い。 著書に『寺院消滅』(日経BP)『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP)『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』『仏教の大東亜戦争』(いずれも文春新書)など多数。 大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。全日本仏教会広報委員(有識者)など。