武庫川女子大学教育学部准教授の吉井美奈子氏がSurfvoteで提起。選択的夫婦別姓のメリットとデメリットを踏まえ日本における「姓・氏」について改めて考えます。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「日本でも選択的夫婦別姓を認めるべきか?」について、苗字制定記念日である2月13日にSurfvoteに掲載、ユーザーの意見投票が始まりました。
- 日本でも選択的夫婦別姓を認めるべきか?
選択的夫婦別姓(氏)制度とは、夫婦が婚姻する際に、夫婦が望めば、夫婦それぞれが婚姻前の氏を名乗り続けても良いことを認める制度のことです。現在の民法では「夫または妻どちらかの氏」に統一すれば良いと定めているとはいえ、ほとんどが夫の氏を選択している現状を考えると、改姓を望まない女性や改姓をした男性はマイノリティとして扱われることは否めません。
改姓をした側(多くは女性)にとっては、改姓に伴って職業上、日常生活上の不便・不利益、アイデンティティの喪失など、様々な問題が起こることが指摘されています。
また、別姓を望むカップルが、事実婚を選択して、また別の不利益を被るということも起こっています。
そこで、現在の民法を夫婦同姓でも、別姓でも婚姻ができるように改正しようというのが選択的夫婦別姓制度です。Surfvoteでは、この選択的夫婦別姓について、メリットやデメリットを取り上げ、ひろく意見を募集します。イシューはこちら:https://surfvote.com/issues/2ma6c1mfk6eo
- このイシューを書いた吉井美奈子氏
武庫川女子大学教育学部准教授 博士(教育学) 家政学、消費者教育を専門としています。 東日本大震災をはじめ、発災後の生活支援や避難所での暮らしについてや、家庭科・消費者教育に関する教育教材(デジタル被服教材やエシカル消費に関する教材など)の開発に関心があります。 ※投稿内容については、私個人の意見であり、所属大学の意見を反映するものではありません。
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