AIの社会実装を進めるソーシャルスタートアップPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、奈良県田原本町(たわらもとちょう)と連携協定を締結し、当社が開発した「行政向けの生成AIツール」QommonsAI(コモンズAI)の導入・実証を行う運びとなりましたのでお知らせいたします。今後、田原本町と共に全国の自治体において抱えている様々な社会的な課題を、生成AIやデータによるエビデンスに基づく解決により、一層の自治体業務の効率化を目指します。
省庁・自治体サポートAI「QommonsAI」を奈良県田原本町で導入
QommonsAI(コモンズAI)は、特定の課題分野で大幅に強化された生成AIです。
国内外の法律・政策・政府発表資料、学術論文、調査報告書、ホワイトペーパー、各自治体固有の情報、自治体オープンデータなど膨大な量(数千万)のデジタル公共財を活用し、エビデンスに基づいて各省庁や自治体の特徴や課題に沿った専門的なアドバイスやサポートをしてくれるサービスです。当社は一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部・研究科と共に、理性と感性を伴うデジタル駆動型社会の実現に取り組んでおり、その取り組みの中で生成AIのエビデンスの圧倒的な充実と、社会実装のための具体的な活用方法やひとづくりを重点にした開発を行っています。
今回QommonsAIを奈良県で初めて導入いただいた田原本町では、令和4年8月に田原本町デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画が策定され、デジタル社会の実現に向けた基本理念や施策を展開されています。
当社は同町と連携協定を締結し、全国の自治体において抱えている様々な社会的な課題を解決するべく実証を行います。