Polimill株式会社

Surfvote投票結果 「おひとりさま」女性の墓をどうするか?

婚姻数が2021年には戦後最小に。単身女性の死後、安住の地はどこなのか?「おひとりさま女性は、一族墓に埋葬されるべき」が38.5%で最多。”本人の意思の尊重”を求める声が多数。

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、2023年5月18日から7月31日までの期間、単身女性が永代供養個人墓や海洋散骨の需要が伸びている中で、一族の墓に入れるようにするべきだと思うか?をユーザーへ問う意見投票を行いましたので、こちらにその結果をお知らせいたします。https://surfvote.com/issues/j51a9o5qrp6t


投票詳細
イシュー(課題):「おひとりさま」女性の墓をどうするか?

問題提起の背景:戦前までの「イエ制度」がまだまだ根強く残る日本。男系長子がお墓や仏壇を継承していく習わしが残っている中で、単身女性が一族の墓に入ることができず新たに「永代供養墓」を契約するケースが少なくない。単身女性の死後の環境が未だ十分に整えられていない現状から問題提起された。

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
https://surfvote.com/issues/j51a9o5qrp6t
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
投票期間:2023年5月18日〜2023年7月31日
有効票数:65票

投票結果


各選択肢のコメント紹介(一部抜粋、コメントなしの選択肢は未掲載、原文ママ)

おひとりさま女性は、一族墓に埋葬されるべき
「・・・すべき」と決めることではないかもしれませんが、こういった家父長制の名残は弊害が多いと常々感じているので。(賛同数32)

おひとりさま女性は、単身用の永代供養などに入るべき
親や親族との関係で変わるかもしれないが、単身用の供養があってもいいと思った(賛同数15)

その他
別に、おひとり様女性だろうと次男だろうと嫁に出た娘だろうと、実家の墓に入りたいと思い、実家の墓を受け継いだ方が了承すれば入れるのだからそれでいいんじゃないでしょうか?(賛同数34)

問題提起いただいたオーサー 鵜飼秀徳氏
作家、ジャーナリスト/正覚寺住職 京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。新聞記者、雑誌編集者を経て独立。主に、宗教と社会の関係性について取材と発信を続ける。ニュースコメンテーターとしてテレビ・ラジオ出演も多い。 著書に『寺院消滅』(日経BP)『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP)『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』『仏教の大東亜戦争』(いずれも文春新書)など多数。 大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。全日本仏教会広報委員(有識者)など。


Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com