『導入すべきである』73.6%『導入すべきではない』18.1%『どちらとも言えない』8.3%。導入賛成派はアクセシビリティの向上を期待、一方で反対派はセキュリティや投票結果の信頼性を不安視する声。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「2025年の参議院選挙までにインターネット投票を導入するべきか?」というイシュー(課題)について10月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。
当社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。
社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。
◇投票の詳細
イシュー(課題):2025年の参議院選挙までにインターネット投票を導入するべきか?
https://surfvote.com/issues/phg0lwmqirvj
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年8月3日〜2023年10月31日
有効票数:72票
◇投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
導入すべきである73.6%
従来の投票や不在投票に加えてネット投票ができるのであれば良いのではないですか? 望まない投票に関しては、現状だってやろうと思えばいくらでもできるので心配しすぎだと思います。 マイナンバー認証とかもあれば、本人認証もそれなりに信頼性も置けるのではないでしょうか。 サイバー攻撃等は確かにリスクがあると思いますが、それは技術的にいくらでも対応可能ではないでしょうか?
導入すべきではない18.1%
サイバー攻撃等のリスクはもちろん、投票結果の改ざん、望まない投票が増える。簡単に投票出来ることによって、何も考えていない若者に適当に投票されても困る。ちゃんと考え、自分の足で選挙に行ってほしい。
どちらともいえない8.3%
最初は導入すべきではないかと考えました。 理由があり投票に行けない人、あまり選挙に興味がなくても ネットで投票が可能なら投票してみようと興味を持ってくれる人が増えるのではないかと思ったからです。 ですが、懸念点として、あまりに簡単に投票できるため、よく考えず安易に投票する人が増える可能性があると思いました。 そうなると、あまり選挙の意味がなくなってしまうのではないかなと思ました。
わからない0%
◇このイシューを執筆したオーサー 株式会社笑下村塾 たかまつなな氏
1993年神奈川県横浜市生まれ。時事YouTuberとして、政治や教育現場を中心に取材し、若者に社会問題を分かりやすく伝える。株式会社笑下村塾を18歳選挙権をきっかけに設立し、出張授業「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶ SDGs」などを全国の学校や企業、自治体に届ける。著書に『政治の絵本』(弘文堂)『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』(くもん出版)がある。 大学生時代に、フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてデビューし、さまざまなバラエティ番組に出演、日本テレビ「ワラチャン!」優勝。 さらに、「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」などに出演し、若者へ政治意の向上を訴える。
◇Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com