寺院が保有する仏像などの寺宝の防犯対策に、国は予算をつけるべきか問うたイシュー「予算をつけてまで対策は不要」が60.9%で最も多い回答。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、Surfvoteオーサー鵜飼秀徳氏が提起したイシュー(課題)「仏像盗難対策に、国は予算をつけるべきか?」の投票結果をお知らせします。
https://surfvote.com/issues/mewggsqri5jp
■投票詳細
イシュー:仏像盗難対策に、国は予算をつけるべきか?
調査主体:社会課題に参加できるSNS Surfvote
https://surfvote.com/issues/mewggsqri5jp
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
投票期間:2023年4月17日〜2023年6月30日
有効票数:64票
選択肢:
予算をつけて盗難対策をすべき
予算をつけてまで、対策は不要
その他
わからない
■投票結果・コメントの紹介(一部抜粋)
予算をつけて盗難対策をすべき31.3%
オーサーの意見に全面的に賛成です。 なぜ日本は海外の人びとにとって魅力的かというと、それは単にそこに「歌舞伎町タワー」があるからではなく、単にそこに「高野山」があるからでもなく、単にそこに「手付かずの自然」があるからではなく、多くのこうした仏像などを始めとする文化財が国全体のイメージに大きな意味を与えているからではないでしょうか。(賛同数38)
予算をつけてまで、対策は不要60.9%
民間の(宗教法人)所有の仏像を守るのに何故、国が補助を?価値のある文化物であればその所有者が盗難対策すればいいのでは? 文化保護を第一にするのであれば、保護すべき文化財には盗難対策を義務化して、対策をしていなかったりその費用を賄えないなら民間の施設での保管ではなく、寄贈するなりして国で盗難対策をした施設に保管にすればいいのでは?価値ある文化財を寄贈していただけばレプリカの提供や必要な時に寄贈元へ貸し出したりする費用は公費負担でもいいのかと思いますが。 所有権は自分で持ったまま管理費は国に負担させようってのは虫が良すぎませんか?(賛同数58)
その他 6.3%
税金の分配の最適化の問題になると思います。 一見良いと思われる施策でも、よく考えて、個別最適化に陥らないようにすべきだと思います。 その上で最も良いと皆が考える進め方ができれば望ましいですね。(賛同数34)
わからない 1.6%
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■問題提起いただいたオーサー 鵜飼秀徳氏
作家、ジャーナリスト/正覚寺住職 京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。新聞記者、雑誌編集者を経て独立。主に、宗教と社会の関係性について取材と発信を続ける。ニュースコメンテーターとしてテレビ・ラジオ出演も多い。 著書に『寺院消滅』(日経BP)『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP)『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』『仏教の大東亜戦争』(いずれも文春新書)など多数。 大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。全日本仏教会広報委員(有識者)など。
■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com/